house-MR 現況報告(2007秋 見学会に向けて)


 今日は木曜日・・・いよいよ明後日「2007年秋 現場見学会」がスタート・・・なのですが、台風の動向が気になるところですね。天気予報では今日・明日がピークの模様なので 大丈夫とは思いますが・・・もし、土曜・日曜にわたって天候がぐずつくようでしたらば、見学日程変更の お願いが必要かもしれません。学校の授業も気象警報が発令された場合は休講となりますからね。同様の対応をとりたいと思います。当日荒天の場合、参加御予定の皆様に その旨ご連絡いたしますので、宜しく御願い申し上げます。



 さて、本日はhouse-MR の現況報告です。木造2階建の片流れ屋根に一部ロフトの内包するシンプルかつシャープな形態を呈する住宅です。起伏ある地形を利した眺望への配慮がなされている開放的な構成・・・もちろん採光・通風も良好に確保されています。



 構造的な特徴として、このhouse-MRは金物工法「SS LOCK」を採用します。柱・梁による在来工法の接合部に金属部材を用いているのです。そもそも、この接合部(継手=つぎて)は 木材をカットして組み合わせるものと されてきました。「ほぞ、蟻掛け、鎌継手」など 独特の名称で示される これら接合部は職人の腕の見せどころです。ただ最近は、正確さ、省力化、品質の安定化を求め、工場加工(プレカット)製品を用いる事が多いため、これら仕口加工も工場で行われます。現場でゴミが出ないという事から環境配慮・ゴミ処分費節約の一翼も担っているのです。



 金物工法は 次の時代を考えたものです。金物は高い精度をもって工場で装着され、現場へ運ばれてきます。現場では それらを組み立てるだけ・・・間違いも少なく 作業効率がアップし、短時間で上棟できます。また、接合には「ドリフトピン」という鋼製の杭を打ち込むだけの作業なので、少ない工具で簡単に施工できます。さらに 金具の出っ張りが少ないためコンパクトに運搬できる事からトラック台数を減らす事が可能です。運搬コスト軽減にもつながるという事ですね。


 この構造を ぜひ現場で御確認下さい。近いうちに家を建てようとお考えの方、いつ建てるか全く予定が見えないが住宅建築に興味津々の方・・・お待ちしております。現在はガルバリウム鋼板の屋根も施工され、だんだんと住宅らしくなってきました。完成が楽しみです。




■参考URL http://www.tanakakanamono.com/contents/product/sslock/sslockct.html



■■ 2007秋 久保田建設株式会社 構造見学会


■日程:9月8日(土)、9月9日(日)、 9月15日(土)、9月16日(日)
■時間:10:00〜16:00 所要時間 1棟あたり20〜30分 ← 要予約
■場所:静岡市駿河区大谷
■連絡先:久保田建設株式会社 (担当:那須
・電 話:054-237-5166
・「久保田建設 問合せフォーム」http://kubota-kensetsu.co.jp/contact/index.html

■その他 詳報: 久保田建設株式会社website


 皆様からの お問合せ 心よりお待ち申しております。(文:那須啓一郎)



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今回も お読みいただき ありがとうございました