ロックフィールド発FORMS経由かもめ食堂行き
先週末は リフォーム計画の打ち合わせの後、少し足をのばして袋井から磐田・天竜方面に向かってみました。まず、ロックフィールド静岡工場に・・・株式会社ロックフィールドさんは「デパ地下ブーム」の火付け役ととして有名な企業であり、惣菜の製造・販売によって百貨店・駅ビルにショップ展開しています。「RF1」、「神戸コロッケ」、「そうざいや 地球健康家族」など 皆さんも御存知のお店ばかり・・・出店数300に届こうかという一大フード・ファクトリーです。
計画は 建築家 安藤忠雄氏の手によるものです。建物の性格上 内部を見せて頂く事はできませんでしたが、緑地周辺を巡る許可を頂き、しばし眺めていました。長大なるヴォールト屋根の並びは安藤作品の先にルイス・カーン氏の「キンベル美術館」へと思いを馳せる事になりますが、ここは鉄骨フレームに半透過の金属パネルをまとう構成のため 質感はまったく異なります。
工業団地内開発という事で南に遊水池があり、そこから見上げる景は鉄道のターミナルのようでもあります。また 敷地内では3基の風車が勢いよく回っていました。環境志向の企業=食と生活への安全・安心を示してくれています。
syn_chronさんの「気もそぞろ」に、私とは違う切り口の写真とコメントがあります。そちらも参考になさってみてはいかがでしょうか?
その後、車は東へ・・・久々に島田市にある家具・インテリア系ショップ「FORMS(フォルムス)」を訪ねました。こちらはアクタス系アイテムを手にとる事のできるお店です。柔和な表情で応対してくれた店長さんと30分以上にわたって談笑しました。人に安心感を与える話ができる方とのコミュニケーションは たいへん勉強になります。有意義な訪問となりました。
そんな心温まるお店からの帰路に思い出した事が・・・購入したものの 自宅に数ヶ月間放置してあっった映画(DVD)の存在に気づいたのです。今回の西方への小さな旅は、この映画鑑賞の機会を与えてくれたものとなりました・・・・その映画は「かもめ食堂」(原作:群ようこさん 監督:荻上直子さん)です。
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2006/09/27
- メディア: DVD
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内容は見てのお楽しみ・・・というか インテリア・雑貨好きの方々の多く方は既にご覧になっている事でしょう(笑)・・・まだの方 ぜひご覧下さい。家族そろって安心して見る事ができる作品です。ライトブルーとホワイト、シルバーを基調としたカラーリング、無地の食器やアアルト的なナチュラル・テイストの椅子で統一されたインテリアは「ありのままのフィンランド」というより「日本人好みのフィンランド」なのかもしれませんが、いずれにしろ 柔らかで落ち着いた情景とシーンの連続は心なごむものです。
翌日、それとなくテレビを見ていると、見覚えのあるシーンが・・・(windowsはコチラ 、macはコチラ)・・・「Pasco(パスコ)」の「超熟食パン」のCMでも同じようなシーンが使われているんですね。実はこれ 荻上監督がCMに初挑戦したものだそうです。映画と同じくフィンランドでロケを行い、食堂もそっくり再現したとの事・・・小林聡美さんのキャラクターが十分に生かされている理由が よくわかりました(笑)。食と住と環境の安心・安全に心がけるコト・モノ・ヒトへの出会いができた週末に感謝です。
(文:久保田正一)
■参考URL■
株式会社ロックフィールド http://www.rockfield.co.jp/
FORMS http://www.actus-interior.com/shop/dealer/tokai/0.shtml
かもめ食堂 http://www.kamome-movie.com/
かもめ食堂 オフィシャルブログ http://kamome-shokudo.cocolog-nifty.com/blog/
PASCO 超熟 CM http://www.pasconet.co.jp/chojuku/cm.html
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今回も お読みいただき ありがとうございました
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