アンリ・カルティエ=ブレッソンからスタート


 昨日は東京出張でした。今回は大学でのレクチャーです。私が担当する授業は1コマ(90分)・・・という事で、前後に建築見学・御挨拶などの予定を入れる事としました。前回の東京〜横浜視察に飽き足らず、またいろんな場所を訪問です(笑)。


 最初に訪れたのは竹橋の東京国立近代美術館(設計:谷口吉郎氏)です。20年ほど前、私は竹橋界隈で働いていた事があったのですが ここに入るのは実は初めて・・・今回の目的は、「アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌」です。アンリ・カルティエ=ブレッソンはフランス出身のカメラマン・・・様々な「決定的瞬間」をフィルムにおさめた人物として知られます。人・風景・歴史・・・モノクロの画面にいろんな切り口が見え隠れしました。ランドスケープの見方・見え方・見せ方 全てを考えさせるものです。ぜひ一度御覧下さい。オススメです。


 もちろん 美術館の建築も楽しめます。コンクリートとステンレスとガラスの構成が見る者に堅実さをもったモダンデザインを感じさせ、屋外に配されたイサム・ノグチのオブジェとのバランスも たいへん印象的です。





 午後は、まず人形町でレクチャー・・・その足で今度は江戸川橋へ・・・数ヶ月前にお世話になった「オレンジページ インテリア&Home」編集部さんへ御礼の御挨拶に伺いました。思った以上に広いオフィスに感動です。近いうちに機会を見つけ、自作を掲載して頂けるよう頑張る旨をお伝えして、次の場所=四谷へと向かいました。


 四谷では知人の建築家・デザイナー・編集者たちと会食です。参加メンバーの一人がインテリアデザインを担当した「はる屋」さんで馬刺しを堪能しました。馬肉料理を食するのは30年ぶりでしたが、予想をはるかに超える美味しさでした。客席も たえず満席状態・・・訪れる方が口々に「いいインテリアだなぁ」と言っているのが印象的でした。デザイナー冥利につきる一言ですね。見習わねば・・・と思いつつ、夜は更け・・・いろいろな情報を伺う事ができた1日でした。



(文:久保田正一


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