夏の冬瓜畑
冬瓜（とうがん）・・・名前からして冬野菜だと思っている方が多いかもしれませんが・・・実は夏野菜です。昔は夏に収穫した後 風通しのよい場所に吊るして春先まで保存したものですが、現在では沖縄から冬場に出荷されるようになり、気がつけば 1年じゅう出回っている・・・というのが市場の真相らしいです（笑）。たしかに、冬瓜はウリ科の野菜であって、仲間にはユウガオ(干瓢の原料）、ゴーヤー（ニガウリ）・・・とくれば、たしかに夏野菜系ですよね。
と言ってみつつも、ここは建築デザイナーズブログ・・・野菜の話で終わるわけにはいきません（笑）。実は、この畑 現在計画している住宅の建設予定地であり、今日はここで地盤調査を行ったのです。まだ本工事には間があるため、どこから見ても「畑」です。収穫前の冬瓜がたわわに実っており、それらを慎重に よけながら調査機器搬入を行い、セッティングの後、大型動的貫入試験を行いました。
見た目はフラットな土地なのですが、やはり畑地と宅地では要求される条件が違います（強度・土質・地下水位など）。今日の結果をみて、宅地として十分なものとなるよう 検討を進めます。そして夕食は冬瓜・・ではなく おそらく西瓜（すいか）が待っていそうな そんな暑い夏の１日でした(笑）。
（文：久保田正一）
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